ここでは鍼灸治療に使用する道具をご紹介いたします。

ご不明な点や心配な点がありましたらお気軽にお聞きください。

 

≪鍼(はり)≫

当院では全てディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しておりますので、衛生面も心配なく施術を受けていただけます。

 

鍼は痛い!こわい!と思われる方も多いと思いますが、初めての方にはきちんと説明をさせていただいてから施術に入ります。髪の毛よりも細い鍼ですので「えっ、もう刺してるの?」と感じられる方がほとんどですのでご安心ください。

 

また、鍼の太さ、長さ、刺激量にも色々あります。刺さない鍼から太い鍼まで、身体の状態やその方に合わせて鍼を選びますが、当院は比較的細い鍼を使用いたします。不安がある場合にはお申し出ください。


≪お灸(きゅう)≫

お灸というのはもぐさを小さくひねったものを身体の上で燃やすものです。

もぐさはよもぎの葉を乾燥・精製して作られるもので、鍼と併用して治療を進めていきます。

よもぎは「艾葉(ガイヨウ)」という漢方薬でもあり、身体を温める作用を持っています。

 

 


お灸にはいくつかの種類があります。

この写真のお灸は「透熱灸」というもので、もぐさを小さく捻り(画像の一番左はお米の粒です)皮膚の上へ置きお線香で点火します。

小さな小さなお灸ですのでやけどの心配はほとんどありません。


これは「台座灸」とよばれるもので、もぐさの下に熱を間接的に伝えるように台がついています。未妊治療の方、逆子の方、日常のケア、妊娠中のケアなどご家庭でも治療を継続する場合にお渡しすることがあります。